2016年度 東日本大震災支援ウォーカソン 実施報告 : 2016 / 5 / 2 (月)

 今年も5月2日(火)に東日本大震災復興支援ウォーカソンを行いました。

スポンサー数:1,605人
 募金金額:1,168,330円

という、多くの温かなお気持ちが集まっています。(5月13日(月)現在)

たくさんのご協力とご支援、心から感謝申し上げます。

 今年で6回目となる春のウォーカソン。東日本大震災から5年経った今、被災地におられる皆様の「忘れないで」という言葉に応え、今年も東北の復興に向けて、“私たちができることを、私たちらしい形で” 共に歩めるよう、「忘れない…3.11をテーマに、教員・生徒・一般の方の合計72名(サポート含む)は、網野教会堂→峰山礼拝堂→大宮礼拝堂→岩滝礼拝堂→宮津教会堂の5つの教会(合計36.2km)を巡礼し、被災地のことをそれぞれが思い、祈りながら歩きました。

 また、今年4月14日から未だに余震が続いている熊本地震にも、緊急に支援を行うこととなり、熊本や大分に住む方々のことも思いながら、今回歩むこととなりました。

【網野教会堂】8:30発

 当日は、朝から天気に恵まれ快晴。早朝にも関わらず、教会の方々が鍵を開けて待っていてくださり、温かい声援をいただきながら、スタートしました。8:15から行われたお祈りでは、熊本・大分地震被災者のための祈りを代表者が唱え、出発直前にはジラール神父様より「無事に宮津へ辿りつくように」と祝福を私たちのために与えてくださり、落ち着いた心で出発することができました。


               いよいよ出発!

熊本・大分地震被災者のための祈り   

 熊本・大分地震で苦しみと不安の中で痛んでおられる方のために祈ります。いつも一緒にいてくださる神様は嬉しい時も、悲しい時もそばにいて下さいます。どうぞ熊本の地震で悲しい思い、苦しい思いをしている人たちの側にいて下さい。私達もその人たちの側にいる気持ちでお祈りします。熊本・大分の人たちが安心して、毎日を過ごせますように。地震で亡くなった全ての人たちが、神様の側で安らかに過ごせますようにお祈りします。

【峰山礼拝堂】10:20着


峰山市街付近                      峰山礼拝堂前にて

 この日の最高気温は30℃越え。舞鶴市が全国1位の暑さの記録を出した、あいにくの夏日。今日は、神様からたくさんの試練を与えられるなぁ…などと話しながら、すでに吹き出す汗を拭って峰山へ。峰山礼拝堂でも多くの教会の方々が温かく迎え入れて下さり、疲れた体も心も癒されました。ここでのお祈りは、東日本大震災で被災された方のために祈りました。

東日本大震災被災者のための祈り

 慈しみ深い神様、私達にあなたの思いを解らせて下さい。東日本大震災から5年目を迎えました。未だに消息の分からない方、仮設住宅での心の隔たりに苦しむ方、家族が共に暮らせず、元の家に戻れない方、どなたも様々な苦しみや痛みを背負って暮らしておられます。これから、だんだん苦しんでおられる方の事が見えなくなっていきます。どうか一人一人が傷みを共有し、行動に移せるように聖霊を送って下さい。

【大宮礼拝堂】12:15着


       峰山マイン付近               こんな大人数で食べる昼食も新鮮でした!

 大宮礼拝堂に着く頃には、疲れが見え始めたメンバーも、昼食を兼ねた長めの休憩で、体を休めながら後半に備えて、気合いを入れ直しました。また、大宮礼拝堂からは23名が合流し、一緒にゴールとなる宮津教会堂を目指します。昼食後のお祈りでは、福島原発事故に関わるすべての方々のために祈りました。

福島原発に関わるすべての方々への祈り

 原発事故の影響が残る福島県内の汚染された地域に住んでいた家、大切に育ててきた農作物、家畜やペットなどを残し、故郷を離れなければならなかった方々。また放射能という目に見えない脅威への恐れと不安を抱えながら、生活せざるを得ない方々の上に、あなたの憐れみを注いでください。苦しみを共に担い、嘆きを受け入れてくださる神さまが、いつも励まして下さいますように。また地震、津波で破壊された原発の処理に携わっている多くの方々を心に留めて祈ります。身の危険にさらされながらも、懸命に働く彼らを被爆からお守りください。


水戸谷峠                         石田橋付近 

【岩滝礼拝堂】16:15着


                            みんなに呼びかける生徒会長

 コース上で一番距離が長い12.6kmを歩く大宮から岩滝までの道のり。途中、千原先生からの“美味しいサポート”で元気をいただきながら、新緑の景色に囲まれた水戸谷峠を越え、ようやくたどり着いた岩滝礼拝堂でも、教会の方々が拍手をしながら迎えてくださいました。また、出発前に生徒会長から「ここからは、それぞれが東北の方や、熊本の方のことを考えながら沈黙で歩こう」と呼びかけがあり、ゴールである宮津聖堂を、それぞれが思いを馳せながら黙々と目指しました。ここでのお祈りでは、復興の格差について改善を願い祈りました。

復興の格差について改善を願う祈り

 東日本大震災から完全な復興にはまだかなりの時間を要します。一刻も早い完全な復興が待ち望まれる一方で、復興が進んでいる所、そうでない所の差が顕著に表れてきました。その復興の格差から生まれる、やり場のない怒り、憎しみ、悲しみの中にいる方々、そしてそれに立ち向かって前に進もうとされている方々の苦労を思うと心が痛みます。その苦しみを癒して下さる神様から、慰めと励ましを得ることができますように心から祈ります。


須津大橋付近                       天橋立周辺

【宮津教会堂】19:00着


     ゴールの瞬間                今年も36km無事完歩された校長先生

 教会の方々や保護者の方々に拍手で迎えられながら、暗くなり始めた夕焼けの中、宮津教会堂に全員到着。36kmという長い距離を歩ききった達成感に感動し、涙を流す生徒もいました。ゴールで感じた足の痛みは、自分たちが歩いた確かな証拠となり、この一歩一歩の思いが被災地に届けば良いなと感じます。最後のお祈りでは、私たちを強めていただく祈りをおこない、全員で聖歌「平和の祈り」を歌いました。


                          ホセ神父様に最後、祝福を与えてもらう

私たちを強めていただく祈り

 様々な方に支えて頂きながら、ここまで祈り、歩く事が出来たことに感謝します。これからも、わたしの気持ちがあなたに寄り添うことができるように私を強めて下さい。私が幸せを感じる時、あなたの幸せを願えますように。私が悲しみを感じるとき、あなたの悲しみに寄り添えますように。また少なくなる報道に流されて、被災地に馳せる思いを私達が失う事がありませんように。神様、私達の祈りを聞き入れて下さい。

 皆様からいただいた募金は、福島県南相馬市の仮設住宅で「眞こころ」というサロンを運営されている地元のボランティア団体と、原町カトリック教会の敷地内にある「カトリックさゆり幼稚園」に運営活動費として補助する予定です。

「眞こころ」は原発事故で仮設住宅での避難生活を余儀なくされている方々が、共に支えながら運営されているサロンです。「カトリックさゆり幼稚園」は、避難生活を続けていくことが困難になり、不安な中で避難指示解除された地域に戻ってこられた若いご家族が、お子さんを通わせておられる所です。屋外での活動が制限される中で、できるだけ設備を整え、子どもたちが安心して通えるようにとの願いは切実です。

今年はこの二つの支援に加え、緊急で募金の一部を熊本地震被災者支援のために支援金としたいと考えておりますことを、ご了承ください。

 スポンサーとしてご協力いただいた多くの方々、各教会で支えて下さった方々、沿道から応援してくださった方々…多くのお支えがあってこそ、この復興支援ウォーカソンの活動が継続できていると実感しております。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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