校長講話 抄録 : 2016 / 10 / 31 (月)

 本日は、校長先生のメッセージを永島教頭先生が代読してくださいました。

 

 おはようございます。

 明日から11月に入ります。1年が早いですネ。カトリック教会では、11月を死者の月、11月2日を死者の日としています。諸聖人の祭日(11月1日)の翌日にすべての死者を記念する習慣は、ローマ教会では、1311年の暦に初めて記されていますが、それ以前からローマでも死者の日の記念が行われていたようです。一般ではお正月が一年の始まりですが、教会では年によって異なりますが、キリストの誕生を待つ待降節、今年は11月27日から新しい教会の一年の暦が始まります。そして一年の最後の月11月を死者の月として、死者と深い交わりを持つ時として、過ごします。言うなれば、教会のお盆です。日本では亡くなられた方々をお盆にお迎えします。尊い習慣です。死者を大切にするということは、生きている人を大切にすることなのです。

 教会でのある葬儀の神父様の説教の中で、「神様がこの方の息を引きとってくださいました。」という表現をされました。聖書の創世記2章6節に、「主なる神は、土で人形を形作り、その鼻に命の息を吹き入れられた」という箇所があります。命の息が吹き入れられ、命を引きとってくださるまでが、この世の人生です。たった一度の人生です。そんな中で、私たちはなんのために自分の一生を使っていくのか、生きている意味を問う必要があります。11月2日には私たちは死者ミサにあずかります。亡くなった家族・友人・恩人たちが、永遠の安らぎのうちに憩われるよう祈りましょう。

 大震災や台風災害や飢餓で、テロや戦争で亡くなられた多くの方々のために祈りましょう。と同時に私たちが、「いかに生きていくか」を考える月にしましょう。

 話しは変わりますが、11月に入ると、ウォーカソンの活動が始まります。

 今年のフィリピンワークキャンプは、9/2のテロで中止になりましたが、フィリピンマングローブ5000本の植林、井戸1基、小学校支援、地域の道路工事、ミンダナオの保育所建設・スカラーなどの支援金を送っています。岩手県カリタス釜石にも支援金を届けました。今年のウォーカソンの支援先は変わりませんが、1カ所加えたいと思っています。昨年の4/25に起きた大地震から1年半たっているネパールです。緊急援助から、復興支援の段階に入っているネパール。学校支援・植林支援、水道パイプライン支援などが考えられる中で、具体的な支援項目は決まっていませんが、ネパールへの支援を加えたいと思っています。私たち一人一人が、できるだけ多くの人たちに支援の趣旨を伝えていきましょう。

 

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