4月20日 校長講話 抄録 : 2013 / 4 / 20 (土)

おはようございます。
3学年揃っての初めての月曜朝礼です。今週末には生徒総会、来週月曜にはPTA、保護者の総会があり、本格的なスタートです。学校敷地内の雑草も元気よく伸びてきました。

先週、雑草を抜く作業をしながら目には見えない自分の心の畑に知らず知らずに生える雑草。その雑草が生えないように心の修養に勤めてないな。そのことに気づかないで日々の雑事に追われて、真実な世界が見えなくなっているなと考えていました。人間には自分でコントロールできない弱さや愚かさを持っています。これでいいのだと確信を持ってやったことでも、大きな間違いだったりすることもしばしばです。そんな経験を通して、弱さや愚かさに気づき、さまざまな学びの場を大切にしたいと思います。

さて、1年生のオリエンテーション合宿では、まず2つのことをお願いしました。1つ目は人の話しを聞くということ。普通きくというときには、門構えに耳です。耳をすませながら聞くとき、耳偏に「目」と「心」をプラスします。目と心を注意して相手の方に向けるという字です。人の話を聴く姿勢を大切にしましょう。2つ目は「ことばを知っていますか?時代が変わっても変わらない当たり前のことばを使っていますか?」“おはようございます”“いただきます”“ごちそうさまでした”“行ってきます”“さようなら”“ただいま”“おやすみなさい”“お願いします”“ご苦労様です”“失礼します”“ありがとうございます”“こんにちは”etc 繰り返し使うことで身についていきます。人間はことばを使って生きています。ことばを使って自分を作り、ことばで他者とつながって生きています。うそのことばは自分を壊します。汚いことばはまわりを汚します。ことばには力があります。たった一言の「ありがとう」が心を軽くし力づけることができます。たった一言のネガティブな(否定的な)ことばが心を傷つけ、人全体を弱らせます。一旦ことばを発したらもどってきません。人の心を良くも悪くも変えていくのです。自分も相手も成長していけるようなことばを口にしましょう。と話してきました。

さてこの1年「始めないことには、いつまでたってもできないままです。だったらあなたから始めましょう。」初めてすることを体験する時は、成功の期待と失敗の不安が入り混じってドキドキするものです。不安や恐れを強く感じる時、だからといってチャレンジせずに逃げてしまうと、何も得ることがなくなり、成長するチャンスを見失ってしまうでしょう。色々な呼びかけ、チャンスがあります。「私がやります」特に他の人がいやだ、面倒だと思うような場面でも積極的に自発的に「私がやります」の姿勢を大切にしたいと思います。

最後に今日は坂村真民さんの詩を読みたいと思います。65才まで愛知県で国語の教師、その後鎌倉新仏教の開祖の一人、一遍上人の信仰に従い、仏教精神を基調に詩の創作活動を続け、2006年97才で亡くなられた詩人です。

≪こちらから≫

こちらから あたまをさげる
こちらから あいさつをする
こちらから 手を合わせる
こちらから 詫(わ)びる
こちらから 声をかける
すべてこちらからすれば
争いもなく なごやかにいく
こちらから おーいと呼べば
こちらからも おーいと応え
赤ん坊が泣けば、お母さんがとんでくる

すべて自然も人間も
そうできているのだ
仏さまへも
こちらから近づいてゆこう
どんなにか喜ばれることだろう

職員室横には校長先生が紹介してくださった詩をパネルで掲示しています。

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